【ま〜も】 |
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まんぱち | ||
嘘、偽り、口から出任せのこと。 |
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まんま | ||
「御飯」の幼児語だが大人も使う。また、標準語の「お昼」のように 食事の時間そのものを指す場合もある。 例:「腹へったすけまんまにしょて」(お腹がすいたので御飯にしましょう) なお「まんま」は「んまんま」と言う擬態語が語源という説と、 旧約聖書にある『神が荒野をさまよえる民に与えた愛の食べ物』=manna にちなんでいると言う説がある。 |
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〜みとら,〜みとんが | ||
〜みたいな物。の意味 みとらは「みたい+だ」、みとんがは「みたい+な物」に分解される。 例:○○みとら...。(まるで○○のようです) 例:○○みとんがくれて。(○○のような物をください) |
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2008/08/13 追加 |
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みば【見映(え)】 | ||
見てくれとか外観のこと。 例:「みば、悪〜りぃすけさぁ...」(見てくれが悪いので...) |
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みよける | ||
孵化すること、生まれることの意 例:「きんな、猫ん子が5匹みよけた」(昨日、猫の子が5匹産まれた) |
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めぐら | ||
○○の「周囲」の意味。「考察を巡らす」の「巡ら」に近い。 例:「家のめぐらの草刈りでもしぇや」(家の周りの草刈りをしなさい) |
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めだかる | ||
こんがらかる(もつれてからまるの慣用句)こと、 しかし「話がこんがらかる」ような場合はあまり使わず、 釣り糸がこんがらがったような場合(お祭りした場合)などに 最もよく使われる |
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めっこ | ||
ご飯を炊く時の水の分量を多めに間違えたまま蒸らしたような状態 (変に柔らかい状態)を「めっこ」と言う。 反対に固いものは「こわい」と言う |
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めっぱち | ||
まぶたの裏に出来る腫れ物。ものもらい。 通常、ホウ酸水で洗う処置を施される。 |
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もうぐれ | ||
通常は「もうぐれかく」と使う。 意味がない行動や、焦点がぼけたような行動を指す。 |
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もうぞ | ||
うわごと、戯言、粗忽な発想の意味。 また、それに熱中している様子を言う。 もうぞばかり吹聴する人を「もうぞこき」と言う。 |
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もぐす | ||
海に潜るの「潜る」を使い、何かを沈めること。→潜す。「つんもぐす」とも使う。 「潜る」場合は身体だが、「潜す」場合は身体を沈めることには余り使わず、 座布団の下にゴミを「潜す」とか、枯れ葉の下に芋を「潜す」ように使う。 なお、不適切な事項を無かったことにすることも「潜す」であるので、 漢字を無理矢理当てるなら「隠匿」なのかも |
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もげる | ||
本来は付いている物が取れること。 「もぎたて」「梨もぎ」等の場合は標準語扱いだが、 長岡弁の場合は人体、物体にも使用する点が特徴。 例:「歯がもげた」「人形の足がもげた」「自転車のサドルがもげた」 なお、歯が抜けている人を嘲笑う表現として「はんもげ」があるが、 もげている状態を示す言葉としては他に使用例が見あたらない。 |
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2005/08/28追加 |
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もんじゃくる | ||
(紙などを)もみくちゃにすること。 「もんじゃくってぶちゃれ」は、もみくちゃにして捨てなさいの意味。 |
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